僕の人生を変えた本【vol.2】グミ・チョコレート・パイン グミ編
今回は「グミ・チョコレート・パイン」グミ編 大槻ケンジ について自分なりに紹介したいと思います。
【目次】
- あらすじ
- 理由
- 目的
- 学び
- ネクストアクション
- メモ
- 感想
【あらすじ】
- 黒所高校2年、大橋賢三は、自分は自分の高校の生徒と違う人だと考えている。(自意識高すぎ!!)賢三は日々、オナニーをし、コアな映画や本を読んでいた。そんなある日、自分と同じような考えを持っていた男と出会う。カワボン、タクオ、そして、山之上だ。彼らは日頃から俗な物しか好まない黒所の生徒を見下していた。ある日、ケンゾーはいつもの薄汚い名画座でクラス一の美女、山口美甘子と出会う。彼らは共通の趣味があることで一喜一憂した。そんな中、美甘子は大林森監督にスカウトされ、映画の主役を演じることになる。そんな人生を先にスタートした美甘子にライバル心を抱き始めたケンゾーは彼女に追いつくため、男子四人組の共通の趣味「ロック」を見つけ出し、バンドを組むことを決意する。
【理由】
- ぼくが尊敬する"AKIOBLOG"さんが紹介していたから。
- 人生の目標に対する情熱を感じられる本だと聞いたから。
- 暇だったから。
【目的】
- 日々情熱的なあきおさんがどうして刺激を受けたのか知るため。
- 自分の目標に対する情熱を再発見するため。
- 時間を潰すため。
【学び】
- 何か出来そう、何かしたいと言う抽象的なものを具体化することが大事。
- とにかく何かダメでもやってみよう。
- 人は何かに優れてて、何かに劣る。
- 人生は成功と失敗の繰り返し。
- 仲間は大事
【ネクストアクション】
- とりあえずやりたいと思ったことを全部、全力でやる。
- 失敗してもくじけない。
- 仲間(自分と考えが似た人)を作る。
- 社会に飲まれず、主体的に行動する。
- 自分の行動一つ一つに意味があるかどうかを考える。
【メモ】
”「人生って.......生きることって、あのグミ・チョコ遊びだと思うの。自分の出した手が相手を負かすことがあって、でもそのては必ず一番強いわけじゃなくて、負かした相手の手より弱い手で負けちゃったり。そうして勝ったり負けたりしてるうちに、いつの間にかくっきりと勝者と敗者とが分かれてしまうのよ。生きてくって、そういうことなんだと思う」
”「この王様に守るべき権威などまるでない。彼が知識の量で守ろうとしているものは、肥大した自意識と、本人は「孤高」のつもりでいるが、本当はコンプレックスでいっぱいの自己愛に他ならなかった。」
”「性欲腐臭妄想。ましにスメル男妄想に囚われた彼は、そのために女の子に近づけない。逆に、これが異性に対する憧れをより熱く切ないものにしてしまった。」
”「自分は自分だ。人生を誰かに決められてたまるものか」
”「黒所の教室で教師から教わる勉強以外のことを自分なりに学ぶ努力をしよう。そしてそのことに意味があったら受験などやめよう。もし、意味がなかったら.......賭の敗北を認めてオレは受験勉強を始めよう。大きな流れに従順に従う犬になろう」
”「”オレたちは他のくだらん奴らとは違う”それは結構......大いに結構......で......お前らそれじゃあ一体何ができるんじゃ? 他のくだらん奴らとは違うんじゃろ? 一体全体、それじゃあ何ができるんじゃ?」
【感想】
- 「グミ・チョコレート・パイン」 グミ編は僕が読む2冊目の小説になりました。僕には夢があってそれに向かってひたむきに進んできましたが、あることがきっかけでそれに対する気持ちを忘れている自分がいました。この本を読み終わって、また自分の夢に向かって走り出すことが出来そうです。この夢に向かってふつふつとする気持ち、青春ならではの気持ちをあなたも味わってみてはいかが? ではまた。